11月9日に高岡健氏をお招きして、“大人の発達障碍って?“〜生きづらさ、関わりづらさに気づいたら〜 を開催しました。
前半の講演では、注意欠如・多動症(AD/HD)の特徴、事例、手当や、自閉スペクトラム症(ASD)に対しての支援について、後半は予め頂いていたいくつかの質問(実際に困っている事例)に対して応答いただきました。
限られた時間の中でしたがたいへん充実した時間となりました。
以下、ご参加いただいた方の感想を抜粋させていただきます
◎今回も専門的でなるほどと考えさせられました。一人一人皆違うことを改めて感じました。社会や学校の枠に入らない人が生きづらい世の中にならないよう良き理解者になっていきたいと思いました。質問コーナーはとてもありがたいです。丁寧に答えてくださり良かった。
◎先生のお話しを聞いていると、その子らしさを大切にしていけば発達障碍であっても日々楽しく暮らせるはずなのですが、学校など様々な制約がある中で生活が進んでいく子たちには試練の連続です。けれど、今回のお話しからそんな現状の中で「自尊心」の低下がないよう言葉がけ働きがけに工夫していけたらと思いました。
◎先生の講義は、実践へとつながっています。質問に返してくださる時には、当事者や周りの人への敬意を感じます。困って見える方への大きなエールを感じます。
◎質疑応答では、ひきこもりの言葉がレッテルとなり社会との関わりについて狭めることにつながっていること、消費も社会貢献になっていること、働く以外に生きることを大切に生きていくための方法など、柔軟な考えが必要であると学んだ。
◎とてもわかりやすく、お話しを聞けば聞くほど「せちがらさ」と「人生の豊かさ」とはなにか…を思いました。日常の暮らしの中の豊かさを後悔ないよう考えていきたいと思います。
ご参加くださいました皆さまと、ご協力いただきましたスタッフの皆さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。