2月26日に高岡健氏をお招きして「ひょっとして発達障害?」~家族として、同僚としてできること~を開催しました。
後半では多彩で具体的な質疑があり、中味の濃い有意義な講演会となりました。
以下、ご参加いただいた方の感想を抜粋させていただきます。
◎娘がスペクトラム症の診断を受けており、現在不登校です。最近(親として)反省する点も多く、今日のお話で改めて自分の行動を振り返ることができました。娘の好きなことを好きなだけさせて良いということを聞いて安心しました。(40代女性)
◎自閉症スペクトラムの子どもにとって、居心地の良い場所、安全できる場所を提供することが重要である、世間の目を気にしてはいけないなど、親として参考になることが多かったです。(50代男性)
◎支援の前提は正確な理解」と言われました。周囲の人がどれだけ正しくわかっているか、特に当事者に直接関わる現場にいる人や家族にはそのことが必須だと思います。また、地域や社会も正しい理解をして支援していけるようにすることが大切だと思いました。(60代女性)
◎非定型発達者と定型発達者双方の内的理解。お互いの世界を知り、相手を知るということを実践したいと思いました。(30代女性)
◎私自身が発達障碍当事者なのではあるまいか、という思い(確信)をますます強くしました。また、差別的偏見無しに人と接することができるというのが長所であるというのは、自分自身を省みてその通りだなあと思い、目からウロコでした。(50代男性)
◎相模原事件の奥深さを知りました。保護司のボランティアをしており、自閉症スペクトラム症の対象者を担当する人も居ます。知識を学ぶ必要性を感じました。(50代女性)
◎昨年まで教員をやっていました。お話を聞いていて受けもった子の顔が次々と浮かんできました。若いころは発達障碍という知識や認識が乏しく、子どもたちに悲しく辛い思いをさせることも多かったのだと反省させられました。4月から学校相談員の仕事を引き受ける予定です。一人ひとりの子の理解を深め、支援をしていきたいと思います。(50代女性)
ご参加くださいました皆さまと、ご協力いただきましたスタッフの皆さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。